カテゴリ:★イタリアの歴史( 3 )

3話★ローマ王政★ポンピリウス時代

前回のお話、覚えていますか?

王政ローマ時代の初め、ロムス時代のお話でしたね。
ロムスは、サビニ人と和解し、領土を広げた矢先、
大雨の中、姿が見えなくなり…

さあ、そのあと、王ロムスはどこだ?
と大騒ぎ。いきなりいなくなったのですから、みんなビックリです。
何日待っても、王は戻らず、王は暗殺されたのではないか??
と噂が飛び交い、「犯人を探せ!」と治安は悪化。

これではどうしようもないので、新しい王を選出することに
なります。しかし、次に王の座を狙った奴が、王を暗殺したに違いない!
と誰が選出されても、疑惑ばかりが残ることになってしまいました。

ロムスには、息子がいます。当然、息子が世継ぎに…と思うのですが、
ここがローマ人のおもしろいところで、王の座は、世襲制ではないのです。
みんなでふさわしい人を選ぼうという、民主主義的な発想がすでに、
根づいているのです。ここがフランス、ドイツなどと違いますね

そこで選ばれたのが、賢者として名高かったサビニ人のポンピリウス
剣術で王を暗殺したとは誰も疑わない、温厚で且つ賢い人物が選ばれました。

このポンピリウスの時代にローマは大きく発展します。
彼は戦争を好まず、戦争防止を徹底します。
まず、農業を推奨し、部族関係なく、農業グループや職業別グループを作り、
共同作業をすることによって戦争をなくしたのです。

また、2つの顔を同時にもつ神、ヤヌスを祭る神殿をつくり、
平和な時はその神殿の扉は閉ざされ、戦争のときに扉が開けられると決めたのです。
ポンピリウスの時代、彼の願いが神に通じたのか、この扉は閉ざされたままでした。

しかし、彼の死後は、ずっとこの扉は、開かれたままに…
平和な時代は、この時期だけだったのですね…

しかし、このポンピリウス
さすが、賢者と呼ばれるだけあり、
ローマの発展に、大きく貢献した人物でした。

彼の死後は、ホスティリウスが王となります。
さあ、ローマはどうなっていくのでしょうか?
次回もお楽しみに★

参考
王政ローマ時代は7代続きます。

7人の王は以下
1:ロムス
2:ポンピリウス
3:ホスティリウス
4:マルキウス
5:プリスクス
6:トゥッリウス
7:スペルブス
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by pasttina | 2010-04-08 06:36 | ★イタリアの歴史

2話★ローマ王政 ロムスの時代

前回は、何だか、本当なの?と思うような
ローマ起源のお話しをしましたね。

では、今日は、双子のロムスレムス
ローマを建てた後の話をしましょう

その後ローマは、王によって政治が
なされ、これを王政ローマ時代といいます
7代続きます。7人の王は以下
1:ロムス
2:ポンピリウス
3:ホスティリウス
4:マルキウス
5:プリスクス
6:トゥッリウス
7:スペルブス

ロムスは弟と一緒にローマを建てたにもかかわらず、
結局、兄弟喧嘩。弟を殺してしまいます。
そこで、自ら王となったのです。

この時、7つの丘を含む領地を「ローマ」としたのですが、
言ってみれば、勝手に「ローマ」を建てたも同じ。
周り住んでいる人たちは、急に現れた「ローマ」たるものに
納得がいきません。(私たちも急に隣に訳の分からない
町内会が出来て、威張っていたらイヤですよね?)

結局、周りの民族と上手くいきません。
特にサビ二人との仲は険悪。喧嘩が絶えませんでした。
ある日、ローマは、サビニの娘たちをお祭りに招待し、
そのまま、娘みんなを自宅に軟禁!!(さすがイタリア人!!)
サビニ人は激怒!!(当然ですね)

しかし、ローマ側は娘たちに優しく、娘たちは
すっかり、ローマ男性に夢中…(これもイタリアっぽい)
仕方なく、サビニの王タティウスロムスと和解
(イタリアは恋愛重視なんですね…)
二人は共同で、統治することになりました。
サビニ王のタティウスが亡くなった後は、もちろん
ロムスがサビニの土地も統治。領土がここで、広がったわけです。

そんなロムス
ある日、大雨が降った際に行方不明に…
やっぱり、伝説のような話で幕が閉じるのでした。

次回はポンピリウスの時代のお話をしましょう
次回もお楽しみに★
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by pasttina | 2010-03-19 09:09 | ★イタリアの歴史

1話★イタリアの起源

パスタを知るには、イタリアの歴史を知るのが一番!
イタリアの歴史をちょっと勉強していきましょう。

イタリアの起源…実ははっきりしません。
昔は、文字がなく、すべて口承で伝えられていたため、
確実な証拠がないのです。すべて「伝説」として残っています

今日は、その伝説をお話しましょう。

ブラッド・ピッドが出演していた映画「トロイ」ご存知ですか?
ギリシャ神話上の戦争「トロイア戦争」を描いた映画なのですが、
この戦争で、負けたトロイアの武将アエネイアスの息子
アスカニウスがイタリア半島に住み着き、都市を建設しました。
その国の名は、アルバロンガ。

13代目の王プロカは、長男ヌミトルに王位を譲りますが、
アムリウムが王位を狙い、兄弟喧嘩に。
結果は、弟アムリウムが勝ち
長男ヌミトルの息子は殺され、娘のレアは結婚のできない
巫女にされてしまいます

しかし、ここで事件が起こります。
レアが寝ている時、神が下りてきて、娘レアとの間に
双子の男の子をもうけてしまうのです!!

姪に後取りができないように巫女にしたのに!!と
叔父にあたるアムリウムは怒り狂い、双子を川に
流してしまいます。

その双子は、狼に育てられ、のちに羊飼いに育てられ、
ロムスレムスと名付けられます

大叔父アムリウムの心無い行いを知った兄弟は
アムリウムを討ち取り、新たな都市「ローマ」を建設します

これがローマ起源のお話しです

このように伝説として、口承で
歴史が伝えられているのです。
イタリアって、歴史が長いのだなーと感じますね。
まさに、歴史浪漫です。

また、次回イタリアの時空を旅しましょう★
次回をお楽しみに。
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by pasttina | 2010-03-19 09:04 | ★イタリアの歴史